FUJITSU ACCELERATOR イノベーション鈴木氏 ×株式会社ヒトクセ 島田氏、渡邉氏

2020.03.30

1.少数精鋭のヒトクセが富士通総研と協力して生み出したものとは??

田原彩香氏(以下、田原):さて本日お越しいただきましたのは、FUJITSU ACCELERATORのイノベーション鈴木さん、そして株式会社ヒトクセの島田さん、渡邉さんです。パーソナリティはビジネスタレントの田原が渋谷道玄坂スタジオからお送りします。よろしくお願いします。

なかなか四人というのはないので、今日はスタジオが賑やかですね。

ではまずはイノベーション鈴木さんから自己紹介をよろしくお願いします。

イノベーション鈴木氏(以下、鈴木):イノベーション鈴木です。よろしくお願いします。

富士通のスタートアップの協業プログラム「FUJITSU ACCELERATOR」の事務局をしております。今回はFUJITSU ACCELERATOR第6期の採択企業である株式会社ヒトクセさんとの協業の結果、製品化されたプロダクト「GazeAnalyzer」についてお話しさせていただければと思います。

田原:イノベーション鈴木さんといえば、いろいろなイベントで「イノベーション」と叫んでいるの姿を一度は見たことがある人が多いのではないでしょうか。

鈴木:ラジオなので一回やっておきましょうかね。せーので行きましょう。せの、

鈴木・島田・渡邉・田原 「「イノベーショーン!!!」」

鈴木:ありがとうございます。よろしくお願いします。

田原:マイクの音が割れそうですが(笑)それではFUJITSU ACCELERATOR第6期に採択されたということで、ヒトクセさんのお二人にお越し頂きました。それでは自己紹介をお願いします。では島田さん。

島田賢悟氏(以下、島田):はい。株式会社ヒトクセの島田と申します。今僕は経営企画室というところの室長をやっております。ここは、新規事業を行う部署でして、4月から今新規事業の立ち上げを行っています。メンバーは今日来ている島田と渡邉の他にもう1人いて、全部で3人なんですけど、少数精鋭のチームでバリバリと新規事業をやっております。よろしくお願いします。

田原:よろしくお願いします。では渡邉さんよろしくお願いします。

渡邉勇輝氏(以下、渡邉):はい。同じく株式会社ヒトクセの渡邉と申します。さっき少数精鋭と言ってましたが、僕新卒の1年目なんですよ。それでテックベンチャーの少数精鋭に選ばれたっていうことで(笑)

島田:ものすごい優秀なんですよ!

渡邉:ありがとうございます。(笑)それで僕も新規事業メインで取り組んでいて、今回GazeAnalyzerの担当になって島田さんと鈴木さんと一緒に頑張っているという感じです。

田原:そうなんですね。新卒とはちょっと思わなかったんですけど、なんかもうベテランかなって。

島田:いい意味で肝が座っているんですよね。

渡邉:確かに新卒1年目でなかなかラジオは出ないだろうと思います。そこはちょっと自信になりますね。よろしくお願いします!

田原:よかったです今日来ていただいて。でも3人って結構本当に少ないですよね。新規事業ってそれくらいでやった方がいいんですかね?

島田:そうですね。結構新規事業って突っ走っていかなきゃいけないので、分業化すると逆にうまくいかないことって結構あるんですよね。インターネットの世界だとマーケットに出したもん勝ちのスピード勝負という感じなので、少人数で突っ走ってマーケットに出して、ダメだったらまた次を考えればいいと言った感じでやっています。

田原:そのサイクルを早く回さないと会社が死んじゃいますもんね。

島田:そうですね。もう千本ノックみたいに、何本ノックを打てるかという感じでやっていますね。

田原:なるほど。そんな時にFUJITSU ACCELERATORと出会って、第6期で採択されて今は一緒に協業という形で進めているんですかね?

島田:そうですね。

田原:6期って時期的にはいつぐらいですかね?

島田:去年の8月とかでしたっけ?

鈴木:2018年7月31日にFUJITSU ACCELERATOR第6期ピッチコンテストがありました。実際に協業検討を開始したのは2018年12月とかですね。結構製品化して物を作っていくのには時間がかかるんですけど、世に出るまでは1年くらいですかね?

島田:そうですね。

田原:1年くらいってどうなんですか?一般的に早めなんですか?結構それくらいはかかりますかね?

島田:アクセラ的には?

鈴木:前職のコピー機メーカーでもヒトクセさんと仕事したんですけど、その時は約1年6ヶ月くらい掛かりましたね。

田原:やっぱりそれくらいは掛かりますよね。

鈴木:そうですね。最低でも1年くらいは色々と掛かりますね。

島田:結構うちの場合はあるものを繋げるというよりは新しいものを作っちゃうということが多いので、開発期間は多少時間がかかるというのはありますね。でもその分いいものを作りたいと思いながらやっているというのはあります。

渡邉:いいこと言いますね。

田原:そうですね。さすが経営企画室の室長という感じです。

これはFUJITSU ACCELERATORさんと一緒にやりたいと、応募した理由やきっかけはどういうものなんでしょうか。

島田:きっかけはやっぱり一番はイノベーション鈴木さんとの仲があったからですね。鈴木さんの前職の時から一緒に仕事させてもらっていて、その時鈴木さんのお力がもあってすごいうまく行ったなというのがあったんです。

田原:実績があったということですね。

島田:そうですね。その鈴木さんが富士通さんに移りまして。

鈴木:FUJITSU ACCELERATORへお声がけさせて頂きました。

島田:そうなんです。それで鈴木さんならというのがやっぱりきっかけとしては一番大きいですね。

田原:イノベーション鈴木ありきなのですね。なるほど。そういうきっかけもあって、実際に応募してということなんですね。

プロダクトはどういったもので挑まれたんですか?

島田:プロダクトに関しては、うちはもともとインターネット広告をやっている会社なんですが、そこで新しく発売したサービスがあったんです。それが人間の視線でどこを読んでいるかを割り出せるようにして、それを元に広告を出せるようにした「GazeAnalyzer」というサービスです。そのどこを見ているかというのをあぶり出すという技術は色々なところに使えるんじゃないかというのがありまして、それを使って何か新しいことができないかということでアクセラレーターは申し込ませていただきました。

田原:もうリリースはされていらっしゃるんですか?

島田:そうですね。「GazeAnalyzer」はもうリリースしていて、アクセラレーターで作ったものは今ベータ版としてもう発売しています。世に出ております。

田原:「GazeAnalyzer」で調べれば出てきますかね?

島田:そうですね。

田原:うまく説明していただいてありがとうございます。

私もこの前TechCrunchにお伺いした際に実際に見せていただいたんですけど、どこを読んでいるかがちゃんとわかるようになっているんですよね。

島田・渡邉:そうですそうです。

田原:実際使ってみると一発でわかるんですけどね(笑)

島田:そうですね。なかなか見ないとわからないですよね。

田原:この「GazeAnalyzer」なんですが、最初の元となるものはヒトクセさんの中でみんなで作っていったわけですか?

島田:これも実は少人数で作っていったんです。既存のビジネスだと別のところで広告ビジネスをやっていたんですけど、やっぱり新しいサービスをどんどん世に出していきたいというのがうちのコンセプトなので、普段の仕事かたわら、土日とかに別室に集まって、数人で作ったというサービスですね。

渡邉:噂によると、泊まり込みでみんなでカタカタみんなで詰めてやっていたという…

田原:泊まり込みでやっていたんですか!?家に帰らず!?

島田:そうですね。家に帰らずの日もありましたしという感じですね。

鈴木:みなさん結構オフィスの近くに住んでいらっしゃいますよね?

田原:みなさん仕事がお好きなんですね。

島田:仕事が好きなんですかね?歩くのが嫌いなだけかも(笑)

田原:でもすばらしいですね。土日とかも使って本業とうまく両立させながらこうやって協業まで持ってきて、そして今はもうベータ版として世にリリースされていますよね。

しかも期間的にも協業されてから1年ですよね?比較的スムーズにいっていますよね。ぜひみなさんに使ってもらいたいですよね。

じゃあこの先も一緒に色々やっていくという感じですかね?

鈴木:そうですね。一緒にやっていきたいと思っています。実際にGazeAnalyzerを協業によってよりたくさん売っていきたという感じですね。

田原:ありがとうございます。

2.GazeAnalyzerを知ってるかい?経営企画室の皆さんが世の中を変える瞬間を目撃せよ!

田原:さあそれでは採択されたFUJITSU ACCELERATOR、今の協業について詳細をお伺いしてもいいですか?

島田:少し簡単に説明すると、まずもともとヒトクセ側でウェブサイトとかスマホとかで見ているときの視線とかをデータ化するという仕組みを持っていました。うちの中の仮説としてもその仕組みはウェブサイトを作ってらっしゃるところの改善だったりとか広告の配信をよりよくするとか色々なところにもっと使えるんじゃないかと思っていました。その技術についてアクセラレーターで紹介させていただいて、そういうウェブサイトの改善だったりウェブ広告の配信だったりそういうところに使えるパッケージを一緒に作りました、というのが今回の商品になります。

田原:ということは作った商品というのは今もうリリースされているということですか?

島田:そうですね。ベータ版でリリースしています。

田原:ここからいろんな方に使ってもらって、本リリースへというようにやっていく感じですかね?

島田:そうですね。やっぱり今だとまだ想定までなので、実際に使ってもらってどんどんお客さんにとって意味のあるものにしていきたいと思っています。なので結構今が山場だと思っていますね。

田原:使ってもらっての反響とかどうですか?

島田:反響としては結構ウケはいいという感じです。視線を推測するということが結構キャッチーで、しかもスマホのカメラを使わずにというところがですかね。スマホのカメラを使って黒目がどうだっていうシステムがあったりするんですけど、日本だとプライバシーとかの問題もあったりするんです。なのでカメラを使わずに推測するというところが、結構色々な会社さんからキャッチーで面白いねと言ってくださっていますね。

実際その視線を推測して、どの文言がユーザーに刺さったかが実際にわかったりとか、どの文言を見た人が購入に至ったのかとかそこまでわかるので、実際にコンテンツを改善する指標になったり、そのままその文言を見た人に広告を当てましょうよという感じで結構効果が明確ということで、今は反響が良いかなというところですね。

田原:いいじゃないですか。まだベータ版だから、これから色々な意見を聞いて改善していくという感じですよね?

渡邉:そうですね。いくつも商品を作ってきたんですけど、やっぱりそのマーケットニーズというか、実際にお客さんのところ出してみて、いらないとか使いたいとかそこが一番の指標なんですよね。

田原:ユーザーの声が一番大事ですもんね。

渡邉:自分たちがいいと思ってても1円にもならないので、その人たちの声を聞いた上で使えるものにしていかなきゃいけないんですよね。それを早いタイミングでやることが大事ですね。そこまで1年も2年も企画していて、そこからマーケット出してみてダメだったら時間は無駄になるので。

田原:そうですよね。開発期間が長くなればなるほど、世の中も変わってきますし他に越されちゃいますしね。

渡邉:そうですね。なのでできるだけ早いタイミングでマーケットに出して、需要を確認して、チューニングして、使えるようにしていくというそのサイクルがいちばん大事かなと思いますね。

田原:じゃあ今はそういう意見をいただいたりとか、宣伝していくような段階ですかね。

宣伝とかになると、やっぱりイノベーション鈴木さんの力が大事になってきますね。

渡邉:もうイノベーション鈴木さんありきのという感じですね。

鈴木:我々としても、FUJITSU ACCELERATORで色々なイベント、つい先日だとTechCrunch Tokyo 2019にも出展させていただいたりとか、力の限りやらせていただいています。

田原:私もTechCrunch Tokyoへお伺いさせてもらって、ブースで説明していただきました。

渡邉:田原さんの視線を読ませて頂きました(笑)

田原:完全に私がどこを読んでいるか読まれました(笑)

これからもどんどん期待ですね。これから本リリースに向けてどんどん進化していきますよね。

渡邉:そうですね、山場ですね。

3.株式会社ヒトクセは学校であり家!?

田原:ここでヒトクセさんの会社について突っ込んで聞いていきたいと思います。

社内の雰囲気はどうですか?社員も結構多いと思いますが、どんな方が多いとかありますか?

渡邉:社員は今40人弱くらいいて、開発チームと営業チームと経営管理チームと3分の1ずつという感じのキャラクターなんですけど、システム会社と営業をやらなければならないという2つの顔があるので、結構キャラクターはガチッと違うイメージですね。例えば、システムの方で本当にシステムだけカタカタやっている人がいたと思えば、急にめちゃくちゃ可愛い人がいたりとか。そういう感じでばらばらですね。

田原:じゃあイメージ的には技術力が高くてなんでも任せてください!という方と、いわゆる美人の方といるという感じですかね。そしたら男女比も割と半々くらいなんですかね?

渡邉:そうですね。やや男性の方が多いかなくらいですね。

田原:いいですね。人数的にも40人くらいなので学校の1クラスみたいな感じですよね。何か社員でイベントとかやったりするんですか?

渡邉:最近部活みたいなのをはじめました。もう学校ですね(笑)僕ダンス部とフットサル部に所属していてますね。毎週踊ってます(笑)

うちのCTOがブレイクダンサーなので教えてもらったりしていますね。

田原:島田さんは部活入ってないんですか?

島田:部活は入ってないですね。帰宅部です(笑)ダンス部の活動しているところの入り口まで行って帰るんですよ。

渡邉:いつも参加するって言いながら、やっぱ今日は…って言って来ないんですよ。

島田:シャイなんです(笑)そのブレイクダンスをやっているCTOとは大学のダンスサークルで一緒だったんですよ。なので一緒にやろうよって言われるんですけど、年齢的にもう怪我したらやだなって。

田原:やってないと怪我もしちゃいますもんね。

島田:そうですね。だから運動はしなくちゃとは思うんですけど(笑)

田原:そうなんですね。ヒトクセさん楽しそうですね!

渡邉:雰囲気でいうともう家みたいな感じなんですよね。

田原:アットホーム感もあるんですね。

島田:ソファーとかもいっぱい置いてありますよね。

渡邉:あとSwitchもありますね。

田原:みんなでやったりするんですか?

渡邉:そうですね。たまにやったりします。あとは島田さんの机がドラクエのだらけとか(笑)

田原:机に趣味が反映されているんですね。

渡邉:あとはお菓子ボックスがあったりとかもするんですけど、一瞬で無くなるのでいつもみんなでバトルですね。

田原:それは誰が補充しているんですか?

渡邉:僕も詳しくは知りませんが、いつも出社したらあるんですよ。いつもお菓子ありがとうございます。

田原:いいですね。楽しそうです。

渡邉:ほんとに家みたいですね。

田原:でも渡邉さんは新卒っておっしゃってましたけど、かなり馴染まれていますね。

島田:優秀なんでね(笑)結構こだわっているのが、成果さえ出せば好きにしていいよということですね。こういう優秀な子は自由に(笑)

渡邉:ある種放牧じゃないですけど、道を外れないようにしてくれながら、走るのは腕振るのも足出すのも好きなようにしなという感じで投げてくれるので、のびのびとやらせてもらっていますね。

田原:採用も今は積極的にやっていますか?

島田:そうですね。結構人もいっぱい雇って行っていますし、あとはインターネットの世界で働いているので、若い子の方が優秀なケースが多いんですよね。自分たちの頃はまだ情報の授業とかもなかったですけど、今は学校の教育でもやっていますし、その比重もどんどん増えているはずなので、インターネットに対するデフォルトの能力が違うと思うんですね。なので、やっぱり自分たちに案ずる事なく、そういう子たちを雇っていくべきだなと思います。

田原:新卒も中途も両方採用されているんですよね?

渡邉:そうですね。

田原:どんな方に仲間になって欲しいとかあるんですか?

島田:僕個人の感想が入ってしまうんですけど、やっぱり夢がある人が好きですね。

田原:なんでもいいから夢を持っていたりとか、前向きな人はいいですよね。

島田:そうですね。やっぱり夢があるとこっちがしてあげなくちゃいけないことも明確になるし、会社って結構そこのギブアンドテイクが成り立っているかって大事なんですよね。働いてもらう代わりにその夢に近づかせてあげるというところが大事だと思っています。

渡邉:節々感じております…

田原:いい上司じゃないですか。

渡邉:めちゃめちゃいいですよ!入るときに僕が確か、起業したいという話をしたんですよね。僕が起業するために必要な要素をここで培うために今のポジションとか今の事業の仕事とかを考えてくださっていて、今自分でメディア作ったりしているんですけど、システム開発とかマーケティングの人脈づくりとかそういうところに凄いいきていて、夢にコミットしてくれてくれているというか、そこはすごい有り難いですね。

田原:実際将来的に起業するときも、今やっていることが直結しますもんね。

夢を大事にいうことで、ヒトクセさんすごい雰囲気もよくていい事づくしの会社ということがわかりました。

4.イノベーション鈴木が語る!必要なサービスを最速でアップし続けるFUJITSU ACCELERATORとは!?

田原:色々お伺いしてきましたが、ここでイノベーション鈴木さんよりFUJITSU ACCELERATORについて教えてください。

鈴木:FUJITSU ACCELERATORとは、革新的なスタートアップの技術・製品と富士通グループの製品・ソリューション・サービスを組合せ、世の中へ新たな価値を提供することを目的としています。具体的には豊富な顧客基盤を持つ富士通事業部門とのマッチングによる新たな事業機会の創出を目指しながら、コンテスト形式でアクセラレータープログラムをさせていただいてます。

田原:皆さんでプレゼンをしてそこで決定するという感じですよね。そして採択されたら協業進めていく感じですね?

鈴木:そのような形のプログラムをやらせていただいていますね。特に我々の1番の特徴は、スタートアップ協業に本気の事業部のみきていただいているというところになります。具体的には富士通グループ内の25の事業部門の中で、人とか部下とかを動かせる決裁権限のある方々に、スタートアップの応募、ピッチコンテスト、はたまた協業検討の打合せ時まで来ていただいてきていただくことが特徴となっております。

なのでヒトクセさんと協業した時は、毎回富士通総研のエグゼクティブコンサルの方にきていただいていました。決裁権限のある方が毎回打合せに来ていただくので、その場で即断即決で結構決まっていきますね。

田原:緊張もされそうですね。

渡邉:いやでも結構ラフな方でした。

鈴木:スタートアップ連携や協業に前向きな方にお越しいただいているので、打ち合わせ自体はラフにやっていますね。

田原:いいですね。先ほど少しお話ありましたけど、本気の方だけなんですね。本当にやりたい人じゃないと応募できないんですね。

鈴木:そうですね。事業部門側でも、自発的にスタートアップ連携に意欲があり、でスタートアップと商品を作っていきたいという方が参加しているのがFUJITSU ACCELERATORの特徴ですね。

田原:やっぱり本当にやりたいと言う想いがないと、採択にも至らないですしなかなかピッチをすることも難しかったりですよね。もし気になる方がいたら、見てみていただきたいと思います。

さて、それでは最後にヒトクセさんのお話もお聞きしたいんですけど、今後の方向性、どう言う会社にしていきたいと言うのはありますか?

渡邉:事業側の話だと、今「好かれる広告を作る」をテーマに動いています。結構スマホとかで邪魔な広告とか増えてきたじゃないですか。ああ言う広告じゃなくて、人が欲しいのものが手に入るとか、知れてよかったとか、そういう方向性にちょっとずつでも進めていきたいと思っています。やっぱりそういうところも先駆けと言うか、そう言う目的のために新しいものを最速で出し続けることが大事だと思っていますね。

田原:そうですよね。なかなか続けることってができる会社ないですしね。

でもヒトクセって名前が本当にクセありますよね。

渡邉:そうですよね。社員も変わっている人が多いかなあ。

田原:個性豊かなんですね。

新規事業もこれから色々出てくると思うので、これからも期待ですね。またその際にはラジオに出ていただきご紹介をお願いしたいなと思います。

それではそろそろまとめていきたいと思います。では告知ということで、今やっているプロダクトについてもう一度お願いします。

島田:今富士通総研さんとヒトクセで一緒に作った商品のベータ版をリリースしています。視線情報を使ってサイトやインターネット広告の改善が出来る全く新しい形のサービスなので、興味のある方は是非お願いします。

さて本日お越しいただきましたのは、FUJITSU ACCELERATORのイノベーション鈴木さん、そして株式会社ヒトクセの島田さん、渡邉さんでした。パーソナリティはビジネスタレントの田原でした。ありがとうございました!