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2020.04.22

1.”i-nest capital”に込めた想いとアメリカンフットボールが繋いだ縁

田原彩香氏(以下、田原):この番組は「バンドオブベンチャーズ」がお送りします。毎回のゲストには今をときめくベンチャー経営者・投資家を迎えまして、インタビューをしていきます。さて本日お越しいただきましたのは、i-nest capital株式会社代表取締役社長、代表パートナーの山中卓様です。パーソナリティはビジネスタレントの田原彩香が渋谷道玄坂スタジオからお送りいたします。

山中さん、ようこそお越し下さいました。簡単に自己紹介をよろしくお願いします。

山中卓氏(以下、山中):i-nest capital代表の山中と申します。モバイル・インターネットキャピタルというベンチャーキャピタルでの15年間の投資活動を経て、昨年12月に独立してi-nest capital株式会社を立ち上げました。今は68億円のファンドを立ち上げたばかりというところです。そんな時にお声がけいただきましてありがとうございます。みなさんに知っていただきたいというタイミングなので光栄です。

田原:ありがとうございます。

設立されたのは昨年ですよね。これから色々な会社に出資していこうというのがあると思いますが、このファンド設立に至ったきっかけをお伺いしてもいいですか?

山中:先ほど15年と申し上げましたが、2003年から2018年までモバイル・インターネットキャピタルという会社でお世話になりまして、最後の3年は社長を務めました。これは今だから言える話ですが、やはり社長を務めていると自分もいつか独立してやってみたいという思いもでてきました。会社を退職してファンドを立ち上げた時はどうなるかわからなかったですけれども、私自身もベンチャーのつもりで自分でベンチャーキャピタルを立ち上げてみようということで、おかげさまで立ち上げられたというところですね。

田原:それまで代表はされていたと思うんですが、ゼロから立ち上げるというのは初めてなわけですよね?やっぱり大変ですよね?

山中:そうですね。一方で、ゼロからといっても実際にご出資いただいた投資家の方々の多くは、前職のモバイル・インターネットキャピタルのファンドにもご出資していただいていた方々なので、やっぱり周りの方々に信頼していただいて、というところが大きかったんじゃないかと思います。

田原:これまでの付き合いがあって、信じていただいて、ということですね。i-nest capitalという名前なんですが、名前の意味など教えて頂きたいです。

山中:まず”i”には3つの意味を込めています。投資家のinvestor、起業家の方々のinnovator、そしてincubatorの3つです。それぞれ何を表しているのか詳しく申し上げると、まずinnovatorというのが起業家の方々ですね。この方々を我々は支援するために活動しています。一方でこの方々を支援するためには、先ほどファンドを立ち上げるためにはと申し上げた通り、我々は自分たちの資金で支援しているわけではなくて、支えてくださっているのは投資家の方々な訳ですね。なので、innovatorの方々を支えながらいかにinvestorに報いていくか、一言で言うとキャピタルゲインになりますが、しっかり信頼していただいてinnovatorである起業家の方々を支えていくと言うことが、長くベンチャーキャピタルとして活動していく上では、両立させないといけないんですよね。そう言う意味と、我々の立場であるincubatorを加えたその三者が”i”に込められています。

その三者がどういう状況にあるかというのが”i”の次になります。”nest”というのは「巣」です。incubateと言うのは育てていくと言う意味もありますし、そうイメージで三者が寄せ集まって一つの器の中で信頼しながら、同じ安心できる場所で活動していくという感じです。そこからinnovatorの方々が巣立っていくというようなイメージが込められています。そういう意味を込めてつけました。

田原:なるほど、巣だから巣立っていくということなんですね。納得しました。

今プレスリリースを拝見しているんですけれども、ちょうど巣の中に卵が3つあって、寄り添っていますね。ここから孵化して巣立っていくというイメージですよね?

山中:はい。これはメンバーがフリー素材の中から見つけてくれたんです(笑)すごいいいものを見つけてくれたなと思います。是非ご覧になっていただければと思います。

田原:ぜひ見てみてください。そしてこのファンドi-nest capitalですが、共同創業といいますか、立ち上げから一緒にやった方もいらっしゃるんですよね?共同創業という形でいいんですかね?

山中:はい、そうですね。パートナーの塚本という人です。これもプレスリリースに記載している通りなんですが、私大学時代アメリカンフットボール部にいたんです。

田原:アメリカンフットボールって激しいやつですよね?

山中:そうです激しいやつです(笑)実はその時に苦楽を共にした部活の後輩とパートナーを組む事になりました。私はずっとベンチャーキャピタルだったんですが、パートナーの塚本は私と業界は別でして、コンサルタントとして独立してずっとやっているんです。なので彼は私以上にベンチャーマインドが強いんですよ。それで彼の支援先のクライアントのいくつかが、私が前職でベンチャーキャピタルをやってた時に出資のご相談をいただいたことがありました。これが社会人になってからの縁ですね。

田原:大学時代もアメリカンフットボールを一緒にやっていて、という事ですよね。これはチームメートだったんですか?

山中:チームメートと言う表現をしていますが、厳密には6歳彼が下なので後輩にはなるため、チームメートとしてはかぶってないんです。ただ、共通の部活の先輩後輩はもちろんたくさんいましたので、そういう関係で彼が社会人になってから、彼がコンサルタントとして支援しているベンチャー企業を何社も紹介してくれたんです。CFOのような仕事を彼はコンサルタントとしていたわけなんですけども、その時の彼の支援っぷりを見ているとまさにハンズオンという感じでした。その仕事ぶりを見ていて、彼のようなハンズオンのコンサルタントいいなと思い今回私のチャレンジにパートナーとして誘い、一緒にやりましょうと言ってくれて始まったという感じです。

田原:いい話ですね。

山中:そうですね。やっぱりベンチャーキャピタルは一人ではできないので、そういう支えというのはすごく大事ですね。

田原:経歴が違うのもいいですね。それぞれ違う経験があってということですもんね。

山中:はい。ベンチャーキャピタルは色々な仕事の要素がありますが、彼はコンサルタントとして専業としてやっていましたので、そこの分析の精度とかエクセルの使い方とかそういうのも含めて、やっぱりすごい勉強になりますね。なので本当にいい組み合わせというか、お互い補完的になっているかなと思っています。

田原:山中さんはずっとVCやってきたと思うんですが、得意な分野というか何かありますか?

山中:自分でなかなか難しいですね(笑)でもベンチャーキャピタリストにもキャラがいろいろありますから。

田原:そうですね。みなさんキャラが本当にあります。目に見えたスキルというのもあるんですけど、みんなマインドだったりとかそういうのがみんな特色があって面白いなと思いますね。

山中:なるほど。自分でいうとバランス型ですかね。

田原:でも事前のアンケートに書いていただいたのには「真面目」とありますが、これもすごく大事ですよね。

山中:そうですね。ベンチャーキャピタルも色々なキャラがあるんですが、私は割と真面目領域という感じです(笑)。あとは、やっぱり色々な方にお声がけいただきたいので、あまり癖のないように、色々な方からお話をいただけるように、といった姿勢でやっていますね。

田原:なるほど。ではこれから一緒に仲間になってほしい方というのはどういう方とかありますか?

山中:おかげさまで今ファンドが68億円になりましたが、メンバーはサポートしてくれている方が一人と、キャピタリストは私と塚本の二人だけですので、鋭意メンバー募集しております。私がベンチャーキャピタリストの経験が長いということは、一方で年齢的には今我々がお会いしている起業家の方々より先輩になってしまっていて、少し年が離れてしまっているんですね。なのでそのベンチャーコミュニティーに同世代として飛び込んでくれるような、若手キャピタリストがジョインしてくれないかなと思っています。

田原:じゃあまだ経験とかはないけれども、若くて元気があってこれからやっていくぜ!みたいな人ですかね。

山中:そうですね。先程バランス型と申し上げましたけれども、私は経験が長いですし、それ以前にもともと銀行員なので、企業分析とか株価算定とかそういうエクセルワークはできます。なのでそういったファイナンススキルという面が今は足りなくても、これから学んでキャピタリストを目指すという方にはぴったりな職場環境だと思います。ですので、もしそういう方がいらっしゃったら是非お声がけいただけたらと思います。

田原:是非是非気になった方々はお声がけいただけたらと思います。

2.「チャンスがピンチでピンチがチャンス」

田原:山中さんはVC歴がとても長く、2003年からVCとして仕事されていると思うんですが、その頃ってVCってあったんですか?

山中:ありますあります。私は2003年ですけれども、例えば親しくさせていただいている方でいうとグロービスの仮屋薗さんやインキュベイトファンドの赤浦さんとかは2000年のITバブル以前から取り組んでいらっしゃるので、私はその次の世代ということになります。ITバブルが終わって、マザーズでそれなりにIPOが出ていた時期に始めました。

田原:じゃあ本当に初期の頃のメンツですね。

山中:そうですね。私が始めた2003年でいうと、インキュベイトファンドの村田さんも同じ時期にキャピタリストになっています。当たり前ですけど、同じ時期に始めた人はみんな15年以上やっていますね。

田原:そうですよね。同期みたいな感じですかね。

山中:そうですね。一つ言えるのは、やっぱり長く続けられることはありがたいことですし大事なことで、10年15年やっていればうまくいかないこともたくさんありますけど、それなりに成果も出てくるのかなと、私自身やってみて実体験として感じています。

田原:続けるのって大変ですもんね。

山中:そうです大変です(笑)

田原:そのうまくいかなかったこととしては、どういったことがあったんですか?

山中:今もコロナの影響で大変な時期ですけれど、私が2003年に始めた時は途中でリーマンショックがありまして、あの時は「まさかこのVCが活動をやめるってことはないよな」と思っていたようなところが活動を休止してしまったりもしました。この時期に業界を去ってしまった方もいらっしゃるかなと思います。

田原:2008年ですよね、その辺は結構大変な時期でもありますよね。

山中:でも一方で、前の会社で一番キャピタルゲインとして大きかったこととして申し上げると、2018年に上場したHEROZというAIベンチャーがあるんですが、実はここには2009年に投資をしています。

田原:じゃあ真っ只中の時期ですね。

山中:そうなんです。これ数字で申し上げると、3000万円投資して80億くらいになったんですよ。今は我々の規模のファンドでいうとワンショット1億円、2億円とかが普通で、3000万円のような投資はあまりないですよね。でもその当時はその規模が当たり前だった訳なんですよ。それだけすごくマーケットがシュリンクしてしまっていた時期なんですね。

田原:3000万円でも結構大きいということですかね。

山中:そうですね。なので1回の資金調達全体で1億円とかというのがすごく多かったんです。その時は苦しかったですけど、逆にその時の投資が数年経って大きく花開くということもありますので、チャンスはピンチでピンチはチャンス、というのがVCを経験するとすごくよく理解できるなというのがありますね。

田原:そうするとやっぱり踏ん張りどきというのがあるんですね。長い中で上がったり下がったりあると思うんですけど、下がったらすぐ辞めるんじゃなくて、なんかちょっと頑張ろうとかいう風にですかね。

山中:そうですね。個人的にも10年15年継続すれば成果が出ると申し上げたように、キャピタリストとしても私の前職のモバイル・インターネットキャピタルも含めて、苦しい時期を生き残って今続いているファンドというのは、みなさんお考えも投資スタイルもしっかりしていますし、そこは荒波をくぐってきたみたいなところはあると思いますね。

田原:今2020年ですけれど、そういう意味ではコロナウイルスの拡大で大変な時期ではありますよね。

山中:そうですね。先ほど冒頭で、2019年の12月にファンドの設立をしたと申し上げましたけれども、これも周りからは「山中さん、滑り込んだね」と言われているんです。数ヶ月の差ですけど今だったら68億のファンドが作れたかどうか…

田原:そうですよね、たった数ヶ月でこんなに変わるんだという感じですよね。しかもコロナウイルスって予想できないものじゃないですか。ウイルスの感染なので、景気がこれから悪くなる兆候とかもないですし…

山中:先ほど申し上げた通り、チャンスがピンチでピンチがチャンスでということなので、もちろん辛い時期ではありますけど、我々としてもそこを将来のチャンスに変えられるような活動をしていきたいと思います。

田原:ありがとうございます。ではここからファンドの特徴をお伺いしていこうと思います。具体的にどういった企業に出資していこうかというのを教えてください。

山中:まず投資の領域については、一つ大きなテーマとして抱えているのはエンターテインメント&ライフスタイルというものです。

田原:楽しそうですね!

山中:ありがとうございます。これもいくつか意味がありますが、まず我々に限らずベンチャーキャピタルファンドが新しくできる意味というのを考えると、色々な角度からベンチャー企業に光を当てたいというのがあります。そういう意味でいうと今はSaaSベンチャーがモテていますが、それはすごく彼らの持っているバリューが数値化されやすいという特徴があって、投資家としても選別がしやすいという面があるんですね。一方でエンターテインメント&ライフスタイルというのも、実際に活動してみると非常に魅力的なベンチャーもたくさんあります。なので我々はせっかく新しく作るベンチャーキャピタルですので、そこにまずはしっかり光を当てさせていただきたいなと思っています。

田原:エンターテインメント&ライフスタイルというのは結構幅広いですよね。例えば具体的にどのような領域になるんですか?

山中:そうですね幅広いですね。最近ですとVTuberとかもいくつかのベンチャーはすでに売り上げが急増していて、IPOを目指せるような会社も出てきています。

田原:社会の環境とかもありますしね。

山中:そういう意味ではまさにVTuberみたいなものはオンラインで完結するものもありますので、コロナの影響もそれほど受けにくいというものあるかもしれないですね。

田原:ということは、toB、toC問わず、幅広いエンターテインメント&ライフスタイルの領域で、色々なところに出資していこうという意気込みがあるということですね。

投資するときに、起業家の方のどういうところを見ていくとかありますか?

山中:もう一つ我々の特徴として、70億弱のファンドってそれほど大きなファンドではないんですが、ステージに関してはそれほど限定せずに、シードステージからレイターステージまで飛び込もうと思っています。私自身経験も長いので、それぞれのステージの検討ポイントみたいなのを考えていますね。やっぱり出来たばかりのシードのベンチャーの会社さんと、レイターステージとでは見るべきポイントも違ってきます。例えばレイターステージですと、ビジネスとしてはもう成果が出てきています。なのでご提示いただいた投資条件で投資をして、それが上場なりM&Aなりでしっかりキャピタルゲインが得られるかどうかという、どちらかというとエクセル計算を駆使して株価算定をすることがメインになります。一方シードステージであれば経営チームの起業家の方と、取り組もうとされているテーマとで決めることが多いです。一言でベンチャー投資といっても、そのステージによって我々が見ていくところも変わってくるのかなと思います。

田原:確かに投資ステージが変わると見るポイントも変わりますし、シードステージだとピボットする可能性もありますもんね。チームや起業家の人柄だったりが重要ですよね。そのあたりは15年の経験が生かされるところですね。

山中:でもだからといって失敗しません、ということはないですね。そう言っているキャピタリストがいたら信じない方がいいと思います(笑)

田原:何が起きるかわからないですもんね。投資の傾向としてはリードもあるしフォローもあるしという感じですかね?

山中:そうですね。

田原:具体的に今気になっている領域とかありますか?

山中:今は、コロナのこともありますしヘルスケア領域ですね。もちろんエンターテインメント&ライフスタイルを掲げて始めていますので、その領域のベンチャーさんからもたくさん声をかけていただいていますが、私が思っていた以上にヘルスケア×ITと言う領域も多いですね。健康が永遠の課題ということを改めて思いました。

田原:そうですよね。健康じゃなければ何もできないですからね。

山中:ベンチャーというのは世の中でまだ注目されていなかったり、まだ見落とされている社会課題を解決していくという視点だと思うんですね。改めて今の状況になってみて、根本的な課題を解決するという意味ではヘルスケアの領域は足元は多くご相談いただいていますね。

田原:一つのベンチャーが世界を変えるかもしれないですもんね。注目していきたいですね。

3.第1号出資「株式会社セキュア」次に続くのは…?

田原:ファンドについてお伺いしてきたんですが、実はもう第1号案件として出資されている企業さんがあるということなんですよね?

山中:今私どものファンドから1社投資を実行しまして、さらに投資委員会で決議している会社がすでに4社あります。どんどんいい会社に出資をさせていただきたいと思いますね。

1社目のセキュアはセキュリティAIカメラあるいはセキュリティの認証システムを提供している会社です。実はステージとしてはもうレイターステージの会社で、すでに4,000社くらい導入している企業があり、オフィスを積極的に拡張してらっしゃる会社さんをクライアントにしています。実はこの会社さんを支援している大手企業の役員の方から、山中さんから支援してもらえないかとご相談いただいて、12月に出資しました。VCは私どもだけですが、あとはブレインパッドさんとかモルフォさんといった先輩AI企業に出資をいただきました。AIベンチャーとしてどのように成長ストーリーを描いていくかという支援の相談を受けました。既に相応の実績がある会社なので、いかにAIで付加価値をつけていくかというところですね。もちろん私が全て答えを持っているわけではないですが、どういう風に取り組んでいくかというところからご相談いただいて、今ご支援させていただいているという状況です。

田原:出資するとなるともちろん金額もあると思うんですが、担当者がどういう支援ができるかというところも結構大きかったりしますよね。

山中:そうですね、おっしゃる通りです。これも我々シードステージからレイターステージまで支援するので、会社さんのニーズを色々お伺いした上で、どういったところを支援していくかというのを話し合いながらやっていますね。

田原:セキュアさんですが、代表の方は谷口さんですよね。どんな方ですか?

山中:これはベンチャー企業全てに当たることですが、谷口さんも起業家として最初から順風満帆というわけではありませんでした。前は実はIoT関連の製品開発をしていたんですが、これがなかなか売れなかったんです。今よりももっと凝った商品を作っていてたところから今は割と汎用的な商品にピボットされて、というのがあるので、社歴もあってご苦労されています。もう一つ経歴的には私の福島県郡山市の安積高校の後輩だったりするんです。

田原:そうなんですか!?

山中:これは後輩だから投資したというわけではなくたまたまなんですけど(笑)同じ田舎から出てきて、東京で頑張っている後輩ということもありました。お互いに信頼感は増しますね。

田原:共同創業の塚本さんは同じ大学ですもんね。

山中:そうです。やっぱり信頼関係が一番大事ですね。

田原:他にも色々検討中の企業があるということで、これからリリースされたりするのを楽しみにしたいと思います。

山中:1社目はセキュアというどちらかというとテクノロジー系の会社でしたけれども、2社目以降は先ほどお話ししたようなエンターテインメント&ライフスタイルの会社が数社続きます。特に今エンターテインメントはほとんどオンラインで提供できるものですので、そういう意味だと今皆さんコロナの影響でご自宅で悶々としてらっしゃると思うので、ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。

先ほども申し上げたように、せっかく新しいベンチャーキャピタルを作ってますので、色々なところからベンチャー企業の方に光を当てて投資をしていければと思っております。知り合いの人からの紹介じゃないと話を聞かないとかそういうこととは真逆の考えで、私はどんな経緯でお話しいただいてもしっかりお話を伺って、時間の許す限りできる限り、ベンチャー企業の方の話を直接聞いて、投資を検討していければと思います。今メンバーが二人なので少し回っていないというのが課題なんですけれど(笑)

田原:わかりました。気になった方は是非是非山中さんにお会いしてお話しできればと思います。

山中:あと田原さんと出会ったのも同じオフィスというご縁ですよね!

田原:そうなんです!同じオフィスで、ちょうど共通の知り合いの方から紹介いただいいて、その縁で今日ラジオの取材ということだったんです。

山中:ありがとうございます。こんなタイミングで、これも何か縁ですよね。

田原:そうですねオフィスは12月に新しくできた駅から徒歩1分の渋谷フクラスです。フクラスに来たら私と山中さんにお会いできますので、ぜひいらしてください。

田原:さて本日お越しいただきましたのは、i-nest capital株式会社代表取締役社長、代表パートナーの山中卓様です。パーソナリティはビジネスタレントの田原がお送りしました。バンドオブベンチャーズ、次回もお楽しみに!